こんにちは、さくらママです🌸
現役JAL/ANAのキャビンアテンダントにインタビューシリーズ!
機内での仕事内容について伺ってきました!
「機内での仕事内容はどんなことをしているのしょう?」
「キャビンアテンダントは一日どんなスケジュールで飛んでいるのでしょうか?」
キャビンアテンダントになりたい、興味のある方ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
【キャビンアテンダントになりたい】キャビンアテンダントの仕事内容~機内編①~
今回は、国内線を想定したものです。
そもそもキャビンアテンダントは一日に何便の飛行機にのるのか?
一般的なスケジュールがこちら
キャビンアテンダントの一日のスケジュールとは?
国内線のCAは1日平均3便同じ飛行機でフライトします。
少ない日で1便。多い日で1日4便飛ぶことも稀にあります。
(例)
①羽田ー福岡
②福岡ー羽田
③羽田ー千歳 ⇒千歳(北海道)ステイ。
では飛行機が到着したら、どこで何をして過ごしているの?
飛行機の中で、次便の準備をしています。
お客様をお見送りした後、次のお客様をお迎えするまで、約30分しかありません!
機内での仕事内容
- セキュリティーチェック
- 次便のカートの準備
- ギャレーのセット
- 担当範囲の座席チェック&セキュリティーチェック
- 身だしなみを整える

1, セキュリティーチェック
上の物入れを全席分開け、座席下、座席前ポケット、トイレ…機内のどこかに不審物や、落とし物が無いか全てをチェック。
落とし物や不審物を見逃してしまうとセキュリティーチェック漏れになります。
不審物を運んだまま次便を飛ぶ…保安要員としての業務が遂行できておらず、即報告書です。
自分の決められた担当座席を責任もってチェックします!
2、次便のカートの準備
カートとは、CAが飲み物サービスの際に使用しているモノのこと。
ドリンクや紙コップ、コーヒーシロップや砂糖を補充し、ゴミ箱をセッティングしたり、細々したものですが、次便ですぐ使えるように準備をしておきます。
便によっては、新しいカートに交換をする場合があります。
その際は、機内販売のお金の締め作業などが発生してきます。
CA全員分のレシートを集め、売上金と合計があっているかお金を実際に数え…お店の締め作業のような仕事です。
これは便ごとに担当CAが決まっています。
3.ギャレーのセット
ギャレーとは、乗客に提供する食べ物の準備や、CAが使用するカート、その他備品が収納されている場所です。
お客様がギャレーを通られることもあるので、片付け、美しくセッティングしておきます。
4、担当範囲の座席チェック&セキュリティーチェック
清掃係の方が、ベルトやパンフレット…隅々まで綺麗にしてくださいますが念のため、自分の担当区分は確認します。
清掃係の方や機内の不具合を直してくださる整備さん、機内備品の不足分を補充してくださる搭載係さんなど…
この時間内に沢山の人が機内に入ってこられますので、皆さん全員が降機されたことを確認して
最後にもう一度、不審物がないかの確認をしっかりと行います。
5、身だしなみを整える
口紅、髪の乱れチェックは必須。
口紅は赤しか使ってはいけない会社もあります。
スカーフをまき直して、再度鏡でチェックしてお客様をお迎えする準備をします。
以上が、便の合間に行っている作業です!
食事はどうしてる?
時間帯によってはお弁当が支給されます。
すべての業務を終えてから食べるので…5分食べられるかどうか…。
仕事に慣れてくると上空で片付けながら次便の準備ができるようになるので、少し座って…くらいはできますがどちらにしても…早食いになっていまします。。
時間が無いから…と食べないと、CP(チーフパーサー/機内の責任者)から叱られることも・・。
「次便で何が起こるか分からない。緊急事態が起きたときに、空腹では保安要員の業務ができないですよね。」
…ということで一口でも食べるようにしているCAも多いとか。
新人の頃は、この後に先輩にアドバイスを聞きに行ったりするので休む暇はほとんどなかったりも!?。。
ちなみに…
今回は普通席のお話でしたが、上位クラスの席になるとお食事がでたり、新聞、上着のお預かり、お酒のサービス等々…
ありますのでまた違った準備が必要になります。
どのクラスを担当するCAも全員行っている事をご紹介しました!
おわりに
国内線は国際線に比べて、サービスする内容は少ないですが、3便飛ぶと合計6回も離着陸を繰り返すので、身体に負担がかかると感じる人もいるそうです。
CAが体力仕事と言われる理由が少しお分かりいただけたでしょうか。笑
こちらはあくまでの”フライトの合間”の時間。
今後、出社してから~ブリーフィング~搭乗前の準備~とシリーズでシェアしたいと思います(^^♪